第21回 手書き文字ばんざい!で席上揮毫をしました!
日本書芸院主催の「第21回 手書き文字ばんざい!」イベントにて、
オープニングの席上揮毫を仰せつかりました!

100名を超える皆さまに囲まれて、自分のような者の字を披露することは恐縮の至りでしたが、自分なりに練習を重ねて当日に臨みました。
結果は――やはり難しかったです💦
パフォーマンスを兼ねて人前で上手く作品を残すことの、なんと難しいことか…。
また、「上手く書こう」とするあまり、思いを前に出して書くという気持ちの強さを十分に表現しきれなかったことも反省です。
ただ新しい発見もありました。
書いている最中は紙と文字しか見えず、観客の存在を意外と感じませんでした。
ふと顔を上げた瞬間に、たくさんの方が注目してくださっているのが見えて「えっ」となりましたが、それ以外は練習通りのペースを保てたと思います。
自分の線質は華奢な方なので、大会場では「肉厚な線」を意識して何度も練習しました。
しかし結果は、やはりいまひとつ墨っ気の少ない作品に…。「もう一回書かせてもらえたら…!」という気持ちになりました(笑)

その後、係の先生方からさまざまなご指導をいただき、大変勉強になりました。
良いところを褒めていただけたのも嬉しく、また、自分では気づけなかった点を教えていただけたことが新たな発見でした。
☆続いてイベントの締めくくりには生徒の君島宙(そら)くんが、全国の学年代表として、堂々と席上揮毫をしました!

↓君島くんの作品は左下から二番目の「富士の雄姿🗻✨️」


言葉通り雄大で力強く、その意味を体現するような情景の浮かぶ堂々とした作品に仕上がりました!
素晴らしい書きぶりでした!
当教室では、まずは形を整える指導から入り、線質の鍛錬までは行き届かないこともありますが、今回は「士」や「姿」の横画を勇ましく書こうという目標を持って取り組みました。

本人も「意識を持って書けた」と話しており、その成果が作品にしっかり表れていました!
誠におめでとうございました!
最後にはご家族の皆さまと記念撮影をさせていただき、心に残る温かいひとときを過ごすことができました。
お姉さんは以前教室に通って下さっていて5年ぶりに再会!
このように書でつながるご縁もうれしいですね(*^^*)!


改めて、書の力と、人の思いを伝える“手書きの素晴らしさ”を感じた一日でした。
ありがとうございました!

