第1回 全国大学書道パフォーマンス大会 出場記録PERFORMANCE 2026

RECORD

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2026年7月12日(日)/グランフロント大阪 北館1F ナレッジプラザ
主催:公益社団法人 日本書芸院・読売新聞社

全国から22チームが応募し、厳正な予選審査を経て7チームが本選へ。
当教室の大学生メンバーで結成したチームは、
2026年6月1日に発表された本選出場チームに選出されました。

そして本選において、【敢闘賞】を受賞いたしました。

出場チームの多くが大学の書道部である中、
書道教室から選出されたチームは、当教室のみという異例の挑戦となりました。


チームメンバー

部長 中村 祥綵(しょうこ) 神戸薬科大学
副部長 三宅 萌杏(もあ) 武庫川女子大学
前田 佳稟(かりん) 神戸親和大学
村上 舞(まい) 関西大学
横見瀬 乃愛(のあ) 神戸親和大学

日展入選作家が1名、
日本書芸院主催「全日本高校・大学生書道展」の大賞受賞者が3名。

昨年の同展では、応募8,000名超の中から全国50名が大賞に選出されましたが、
兵庫県の受賞者4名のうち3名が当教室の学生という結果となりました。

この実績を評価いただき、本大会への出場に直々のお声掛けをいただいたことが、
すべての始まりでした。


チーム結成から予選突破まで

チームの結成は、2025年12月末。

普段は別々の大学に通い、学業やアルバイトに追われる中で、
全員のスケジュールを合わせることが、まず最初の壁でした。

大学の書道部と異なり、広大な練習場所の確保も、
大きな紙や道具の準備も、すべてがゼロからの出発です。

それでも「大舞台で素晴らしい作品を披露したい」という思いで、
時には夜の22時過ぎまで集会所に残り、手足を墨だらけにしながら練習を重ねてきました。

本番と同じ4メートル×6メートルの紙を使い、
文字のバランス、紙を立てたときの墨だれ──
一つひとつの課題を話し合いながら潰していく日々でした。

 

本番に先立ち、6月13日にはHAT神戸にて公開リハーサル(お披露目会)を、
また7月11日には「滴仙会書法展懇親会」において、披露の機会をいただきました。

多くの方にご覧いただき、貴重なご意見を頂戴いたしました。

【6月13日 お披露目会 (HAT神戸 摩耶シーサイドプレイスウエスト クラブハウス)】

【7月11日 滴仙会書法展懇親会 (ANAクラウンプラザ10階)】


作品「黎明」について

【黎明】── 第1回 全国大学書道パフォーマンス大会の夜明けを祝して

序盤 ── 隷書体で大字「黎明」を揮毫

中盤 ── 4名が行草体で七言絶句を、同時に書き始め、同時に書き終える

終盤 ── 作品掲揚後、現代語訳を口上として披露

参考とした古典

篆書・隷書 鄧石如
行草体 倪元璐/王鐸/張瑞図/黄庭堅/米芾
楷書 北魏調

古典に学んだ筆致を、現代の感性で一つの舞台作品へと昇華させています。


揮毫した漢詩

(七言絶句)

東天日出入佳辰

東天 日出でて 佳辰に入る

東の空から太陽が昇り、めでたいよき日を迎える。

四海洋々万象新

四海 洋々として 万象新たなり

世界は広々と活気に満ち、すべてのものが新しく輝いている。

先磨古墨香充室

先ず古墨を磨れば 香 室に充つ

静かに古い佳墨を磨ると、奥ゆかしい香りが部屋中に満ちていく。

藝窓試筆興自真

藝窓 試筆すれば 興 自ら真なり

書斎の窓辺で筆を下ろせば、純粋な情熱がおのずと湧き上がってくる。


制作にあたって

以下、大会提出企画書より

本パフォーマンスでは「チームで書に向き合う喜び」と
「書道界の新たな夜明け(黎明)」を表現します。

私たちは大学の書道部ではなく、「書塾」で結成されたチームです。

日展入選者、貴院主催「全日本高校・大学生書道展」の大賞受賞者、
そして一度は筆を置きながらも、この機に再起した者。

この5名が未だ知り合わずの状態からひとつの舞台を目指し、
互いの個性を尊重し合いながら作品を創り上げていく姿を通じて、
次世代に「書とは、楽しく豊かで、挑戦に満ちた芸術である」というメッセージを届けます。

従来のパフォーマンス書道に見られる「多色使い」や「派手な舞踊」といった演出は控え、
書の本質である「作品の構成」と「線質」を追求するため、
明・清の古典を基調とした確かな技法を取り入れ、
筆の大小や硬さ、墨の濃度や紙の扱いに至るまで、何度も話し合いながら制作を進め、
展覧会芸術としても通用する高い品格を備えた作品を目指しました。


本番

真っ赤なカーペットが敷かれた、緊張感漂うステージ。

全国から強豪が集う大舞台に、書道教室からの唯一の選出チームとして立つ。
相当なプレッシャーがあったことと思います。

それでも学生たちは、これまでの練習の成果をすべてぶつけ、
全身全霊で大筆を振るってくれました。

書き込みで真っ黒になった練習用紙。
何度も立ち位置や筆の角度を確認し、時には悔し涙を流しながら過ごした日々。

本番直前の裏側で、墨だらけになりながら見せてくれた笑顔は、一生の宝物です。

 


クラウドファンディングへの挑戦

伝統文化である書道と、今の時代の「クラウドファンディング」。

かけ離れたものに戸惑いを感じながらも、今回初挑戦させていただきました。

4メートル×6メートルの巨大な紙、大量に消費する墨液、特殊な大筆。
本番さながらの練習ができる広い会場のレンタル代、道具の運搬費。

大学の書道部であれば部費や補助金で賄われるこれらを、
学生たちはすべて自分たちで工面しなければなりませんでした。

結果として、42名の皆様より409,000円ものご支援を賜りました。

いただいたご支援は教室で預かることなく、全額を
特大用紙・墨液などの消耗品代、特大筆などの道具代、衣装代、
練習場所のレンタル費および運搬・交通費として使わせていただきました。

用具の残量を一切気にすることなく、最後まで心置きなく練習に打ち込めたこと。
それが、この結果に直結しております。

皆様の応援が、学生たちの筆を力強く押し上げてくれました。


※お名前は五十音順にて掲載させていただいております。

今井 孝 様(キャリッジウェイコンサルティング株式会社 代表取締役)

今井様は、数多くの起業家を導くビジネスコンサルタントであり、
シリーズ累計数十万部を超えるベストセラーをはじめとする数々のご著書で広く知られております。

この度は、学生たちの次なる世代への挑戦にご賛同いただき、多大なるご支援を賜りました。
心より御礼申し上げます。

書額「尊敬される人になろう」を持つ今井孝様

〈書額をお届けした折に。今井様のお言葉「尊敬される人になろう」を揮毫させていただきました〉

今井 孝 様のご著書

小さな「GIVE」シンプルで楽しいのに驚くほど人生が変わる習慣

https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4799114182/carriageway-22

小さな「GIVE」書影

2026年9月12日(土)小さな「GIVE」出版記念講演会

https://ug.ekimake1.com/p/give-memorial-lp

キャリッジウェイコンサルティング株式会社 公式サイト

https://carriageway.jp/

【上乗せ支援 特別リターン】

今回は追加での多大なるご支援をいただき、
学生メンバーが感謝を込めて力強く書き上げた「直筆の筆文字」でお名前(ご希望の言葉)を掲載させていただきます!

今井 孝 様からのリクエスト言葉:『小さなGIVE』


【近日公開】メンバー直筆の筆文字を現在制作中です。筆文字は8月下旬に追記いたします。


岡 新悟 様(生徒さん保護者・岳豊の同級生)

岡新悟様と岳豊

岡様におかれましては、本大会へ挑む学生たちへ温かく力強いエールをお送りいただき、誠にありがとうございました。
お子さまも長年にわたるお稽古で確実な実力をつけられています!

皆様からのご声援が、学生たちが最後まで諦めずに筆を握り続けるための大きな原動力となりました。

心より感謝申し上げます。

【上乗せ支援 特別リターン】

今回は追加での多大なるご支援をいただき、
学生メンバーが感謝を込めて力強く書き上げた「直筆の筆文字」でお名前(ご希望の言葉)を掲載させていただきます!

岡 新悟 様からのリクエスト言葉:『祥大・衣咲』


【近日公開】メンバー直筆の筆文字を現在制作中です。筆文字は8月下旬に追記いたします。


多くの方のご支援を受け、「静」の書道だけでなく、
今回、「動」の書道をはじめて経験させていただきましたこと、誠にありがとうございました!

本来、書道は静かな環境で己と向き合うもの。
正直に申し上げれば、当初はパフォーマンス書道を軽く見ていた部分もございました。

しかし半年間、学生たちと作り上げる中で、その大変さを痛感すると共に楽しさとよろこびを感じ、
「新たな書道文化」としての可能性を感じております。

指導者・メンバー共に、時間的・経済的に多くの負担がかかる中、
全国の書道教室での継続的な参加はとても難しいことと思いますが、
持続可能な形を模索し、少しずつ広がって次世代の希望になればと考えております。

これからも、子どもたちや学生たちの「書く」夢と希望を育む教室であり続けるよう、
真摯に書に向き合ってまいります。

改めまして、温かいご支援を誠にありがとうございました!

※ご協賛スポンサー様は、Instagram(@gakuhou.syodo.school)でもご紹介しております。